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デザインや
アートを生活に
取り入れる本。
それぞれの
楽しみ方。

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デザインやアートを生活に取り入れる本。それぞれの楽しみ方。

今回のこのページで紹介する書籍は、デザインやアートをテーマに、アラカルト的な選出をしました。“色彩”を生活の中でもっと、“意識”してみる。“色やアート”を“身近”に取り入れてみる(ご自宅の部屋・空間)。 そして、もっと大きな芸術的な“空間(建物や建築物)”を実際に“見てみる。または知る”。“アートやデザインと接触”できるスポットを知り、日常行動に加えて“体感してみる・意識してみる”。自分周り<自分が住む空間<そしてパブリックな空間へと意識を広げたとき、身近で、なにげなくある風景の中にも意味や意図があるモノに気付き、出会える楽しさを感じてもらえたら...。そんな思いを込めて本のセレクトをしてみました。

色の名前507
JIS規格の269色を含む日本の色、世界の色、507色の由来、おもしろ話、色データ


       

福田 邦夫(著) 主婦の友社

               

表紙/色の名前507

中面/誌面

 

△わたしが長年愛読しているのは下の写真の表紙のもの。

14、5年前に購入してから、わたしの机のそばの本棚には、いつでも見たい時、すぐに手に取れる場所に置いてある本です。普段、「突然この色の由来って、なんだろう?」と思い、知りたい時って意外とあるものです。 自分にとっては「身近な色の事典」的に、野草図鑑や樹木図鑑と同じような感覚で使ったりしています。JIS規格「物体色の色名」の慣用色269色を含む507色が掲載されています。「色名の由来や背景ストーリーもあるので、楽しくまた、同色系で色がまとまっているので、微細のカラーの変化を比較確認したいときにも使います。色の面積が広めに印刷されているのも見やすいです。 所持しているものは、かなり年季が入っていて色も変色しているかもしれませんが(笑)...。現在書店で入手できるのは上の表紙のものだと思います。「新版・色の名前507....」という本もほぼ同じ内容かと思います。購入の際は中身をご確認ください。

      
     
紹 介

伝統の色から身近な色まで色見本に加え、色名の由来、特色、逸話などを紹介。見てわかり、読んで楽しい色の事典。

日本やヨーロッパで古くから伝わる慣用色名に、その他の国で使われてきた色名や基本色名を加え、日常的によく使われている色名を解説した色事典の決定版です。 比較的よく使われるJIS規格で定めた269色の慣用色を含む507色を大きくて見やすい色見本、歴史、雑学で紹介しているので、見て楽しく、読んでためになる1冊です。 4色の基本インクで印刷するためのCYMB、印刷で表現した色を光の三原色に置き換えた数値のカラーデータもご紹介。

目 次

ピンク系の色
赤系の色
オレンジ系の色
茶系の想
黄系の色
緑系の想
青系の色
紫系の色
白・灰・黒の色
その他の基本色名と専門業界の色名


書誌情報

発行:主婦の友社
タテ210mm:303ページ
定価:2,860円税込
ISBN:978-4-07-423166-9
発売日:2017年2月24


          

WALLPAPER WORLD VOL.2
自分だけの壁紙探しの旅 Go to The United Kingdom


更新:08 Mar | 2021

       

Fill Publishing(編集)

               

表紙/WALLPPER WORLD vol.1

最近は賃貸住宅でも、壁紙や床材を自分で購入してリメイクやちょっとしたリフォームをすることが流行っているようです。(ペイント用剥がせる壁紙もあります)そういう自分も大阪にある壁紙屋さんで床材と壁紙を購入した際にこの雑誌と巡り会いました。海外では日本より自由な壁紙があるのに気がつきました。 この雑誌を参考に、お近くのWALLPAPER屋さんに足を運んで、気軽に今の生活の中にアートフルな空間を取り入れてみてはいかがでしょうか? 新しい日常でリモートワークの多い方は部屋の一部を模様替えしたり、背景用のパーテーションを自作してみるのも楽しいかもです。

●大阪にある壁紙屋さん(壁紙屋本舗)

※ここからリンク↓(クリック)
壁紙屋本舗(公式サイト)のTOPページへ。

      
     
紹 介

在宅時間が増えたこの1年。オンラインでつながる仲間の背景を見て「白い壁」が多いことに気づいた人もいるかもしれません。事実、日本の壁は白いのです。団地やマンションの建設ラッシュ期に白い量産型の壁紙が重宝され、一般的な壁の色として定着しました。今でも定番カラーとして人気がある一方、物足りなく感じる人も増えてきています。広い面積を占める壁は空間の要であり「壁紙」は思い描くインテリアを実現するうってつけのツールです。 今回のメインは壁紙大国であるイギリスのブランド特集。その中から、独特の感性を表現する女性デザイナーによる2つのブランドを大々的に取り上げ、彼女たちの価値観やルーツをたどります。インテリアが好きな人だけでなく、デザインやもの作りに携わる人にとってもきっと刺激的なはず。 壁紙を変えると世界が変わる。この事実を一人でも多くの人に知ってもらうための一冊です。

「壁は白いもの」という概念が覆る一冊。あなたの知らない壁紙の世界をご紹介します。

中面/誌面1

中面/誌面2

中面/誌面3

目 次

●イギリスの壁紙ブランド
・ 《Dupenny》
・ 《Y.S.D LONDON》
・ PICK UP BRANDS
●八反一家の《Hattan》コーディネート
●そのすべてが衝撃的、新感覚の床材。
Chiffon sols シフォン・ソルズ
●THE CONCEPT ROOM
子どもに贈るインテリア
・ 刺激いっぱい!想像力の育つ部屋
・ 自立への第一歩!何でも自分でできる部屋
●壁紙を楽しむ人たち -店舗編-
●全国の壁紙ストア、壁紙ショールーム、壁紙オンラインストア


書誌情報

発行:アキラ出版
AB判:108ページ
定価:900円+税
ISBN:9784434286452
発売日:2021年3月4日


       

トーキョーデザイン探訪
Must-Visit Design Destinations in TOKYO
デザインがよくわかる美術館・ギャラリー・ショップガイド(東京版)


       

アイデア編集部(編集)

               

表紙/

東京の美術館、ギャラリー、デザインスポットやショップなどに特化したガイドブック。サイズもガイドブックなので、常にバッグの中に入れておけます。このエリアに来たらついでに「どこどこに行ってみよう...」なんてことも。
コロナ禍の今は、街巡りもちょっとガマンの時期ですが、ショッピング+アート。アート+食事。そしてアート三昧と...。+アートに触れる楽しさを取り入れてみてはいかがでしょう...。

      
     
紹 介

日本のビジュアルカルチャーをデザイン的な視点からテーマごとに地図にまとめ紹介するバイリンガルのガイドブック。

デザイン専門誌「アイデア」の編集部と、国内外で活躍するグラフィックデザイナーたちが推薦する東京のデザインミュージアム、ギャラリー、デザインスポット・ショップなどを、推薦者のおすすめポイント付きで紹介。 全ページ日英併記で外国人の方々にもお楽しみいただけます。

収録施設は都内の7エリア、約70箇所。巻末には施設名のA-Z索引付。 エリアごとに近隣施設を巡回できるほか、目当ての施設をピンポイントで見つけられます。

街歩きの際にも便利なポータブルなサイズに加え、書籍本体のカバーを裏返すと大判の地図になる便利なデザインです。

中面/誌面2

中面/誌面3

中面/誌面3

目次抜粋

エリア一覧
本書の使い方
【銀座・丸の内】
・ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)
・クリエイションギャラリーG8/ガーディアン・ガーデン
・東京ステーションギャラリー
・JPタワー学術文化総合ミュージアム「インターメディアテク」
・銀座ソニーパーク ほか
【六本木】
・21_21 DESIGN SIGHT
・TOTOギャラリー・間/Bookshop TOTO
・アクシスギャラリー
・国立新美術館
・国際文化会館 ほか
【渋谷・目黒】
・目黒区美術館
・東京都庭園美術館
・東京都写真美術館
・MIYASHITA PARK
・日本民藝館 ほか
【表参道・青山】
・ワタリウム美術館
・根津美術館
・岡本太郎記念館
・青山ブックセンター 本店
・ユトレヒト ほか
【神田・秋葉原】
【東京その他エリア】
◉墨田・江東・台東 ◉豊島
◉世田谷 ◉品川・大田
◉武蔵野・多摩
施設名別索引
寄稿者略歴


書誌情報

発行:誠文堂新光社
A5変型判:160ページ
定価:1,600円+税
ISBN:9784416620182
発売日:2021年1月12日


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構造デザインマップ東京


       

構造デザインマップ編集委員会(編)

               

表紙/構造デザインマップ東京

本日最後の本のご紹介。こちらは東京のおもしろい建築・構造がある場所に特化したガイドマップ。実際に行って見て(まわりにあまり迷惑をかけない範囲で)写真に収めたり、実感してみたりも楽しそうです。
コラムに「メタボリズム」なんてあります。別のページで紹介した「ブランディングデザインの教科書」の中にも建築家:菊竹清訓の「か・かた・かたち」に触れて「広義のデザイン」と「狭義のデザイン」「ブランディング・ディレクション」の話がありました...。

      
     
紹 介

建築を知るには、実際に建物を見に行くことが一番。「東京でおもしろい建物は?その構造は?」をテーマに、構造の視点から建物をピックアップし、解説。
東京駅、東京国際フォーラム、TOD'S表参道、渋谷ヒカリエ、東京都庁舎、国立新美術館、東京タワー、国立西洋美術館、東京スカイツリー、東京国際展示場、幕張メッセ、横浜ランドマークタワー、など140件。
特集:東京湾岸・隅田川ブリッジクルーズ、明治の地図で読む東京の地形・地盤。
コラム:「メタボリズム」「表参道ファサード群」「シェル構造」など。

目 次

1 丸の内・銀座
2 渋谷・青山
3 六本木
4 品川・三田
5 新宿
6 上野・文京
7 湾岸・隅田川
8 都心その他
9 武蔵野・多摩
10 神奈川
11 千葉
12 首都圏その他


書誌情報

発行:総合資格
タテ26cm:259ページ
定価:2090円税込
ISBN:978-4-86417-121-2
発売日:2014年6月


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